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Extreme エクストリーム

たいていの蔵元の最上級品は精米歩合35%がいいところではないだろうか。なぜ精米歩合35%が最高のお酒なのか。果たして、その根拠はあるのだろうか。楯の川酒造では、毎年毎年、高精白に注力してきた。「精米歩合35%が最高」という日本酒業界の常識からいち早く抜け出し、更に高い次元を目指したのだ。「精米歩合だけがいいお酒の基準ではない」という声も聞こえるが、思考停止のいい事例だと私は思う。

やはり、綺麗で繊細で良い酒を造るためには、精米歩合のパーセンテージは低い方、より磨いた方がいい。それは、自分に言わせれば山登りと同じ感覚だ。3合目と5合目でも見える景色は全然違うし、澄んだ空気の中、下界を見おろすには高いところまで登った方が綺麗に見えて気持ちいい。それと同じ感覚なのだ。私は綺麗なお酒が好きだ。米を磨いて醸した方がお酒は綺麗に仕上がる。綺麗なお酒を楽しむためには、精米歩合の階段も上へ上へと、登らなくてはならない。そのように私は確信している。

精米歩合だけが日本酒に価値を付与するものでないことは、十分に承知している。ただ単に精米歩合の競争を煽っているわけではない。より磨いて精米歩合のパーセンテージを低くすることを薦めるのは、国内の米の消費量が落ち込む中、高精米の日本酒を造っていくことが、米の消費拡大の一助になり、地方創生の中心的な役割に成り得ると信じているからである。

六代目蔵元 佐藤淳平

純米大吟醸 極限 数量限定

蔵人の熟練した技術と情熱を注ぎ2013年に誕生して以来、当蔵を象徴するお酒として牽引し続けてきた「極限」。
今回の極限は2021年に完成した新仕込み蔵で、良質な製造環境において、醸造しました。
“酒米の王様”山田錦100%をおよそ40日をかけて8%まで丁寧に磨き、小仕込みにより0.1℃単位まで細かく醪の管理をしながら醸しました。

香りがより華やかになり、フレッシュで輪郭のはっきりとした味わいになりました。
資材はラベルに山形県の伝統工芸品「深山和紙」を使用し、強靱でありながら、やわらかな風合いと温かさを表現し、外箱は桐箱から上質な白のカートンへとリニューアルし、華やかさとフレッシュさを演出いたしました。

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楯野川 純米大吟醸 涅槃 2023 数量限定

楯の川酒造が3年以上の歳月をかけて復刻させた希少米の「惣兵衛早生(そうべえわせ)」を100%使用し、18%まで精米したものを、「山形KA酵母」にて醸し、装い新たにリニューアルしました。

惣兵衛早生は熟成に向いた品種で、米が本来持っている奥深い味わいは、熟成させることでさらにまろやかに、複雑かつ円熟を帯びた味わいに変化していきます。本作品のライスヴィンテージは2023年となります。ライス・ヴィンテージとは、原料米の収穫年を表します。2023年の秋に収穫した米の個性をぜひご堪能ください

花のような優しく落ち着いた香りとみずみずしくピュアな甘み、品種改良される前の在来米らしい柔らかで落ち着いた佇まい。新しく開発された酒米のような派手さやボリューム感はありませんが、積み重ねられた歴史を感じる奥ゆかしく素朴な味わいに仕上がりました。熟成前のこの味わいも刻一刻と変化していきます。1年先はどんな味わいになるか、そんなことも想像しながらお愉しみ下さい。

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純米大吟醸 急流(きゅうりゅう) 数量限定

各蔵を代表する大吟醸や純米大吟醸の精米歩合は40%~35%程度が一般的ですが、楯野川の「Extremeシリーズ」は、それよりも更に磨いた米で醸した酒で構成されています。
山形県産の「出羽燦々」を33%まで磨き上げた「急流」は、Extremeシリーズの中のエントリーモデルとなっており、高精白の世界・高級日本酒に一歩踏み出し体感できる日本酒となっています。自分へのご褒美に選んでいただく事はもちろん、誕生日などの記念日や、お歳暮・お中元などの贈答用としても人気の高い商品です。
「極限」や「光明」といった精米歩合一桁台の楯野川は、「急流」の延長線上に位置するといえます。

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純米大吟醸 上流 数量限定

楯の川酒造でもいち早く山形県内で契約栽培に取り組み、日本酒造りにおいて長年使い続けてきた酒米「美山錦(みやまにしき)」

減農薬・減化学肥料の“特別栽培”によって地元の契約農家に育てられた「美山錦」を、40%まで精米して醸造しました。 一般的に硬質米とされている「美山錦」は、米が溶けにくいことから味の幅が出にくいとされています。今回新たなチャレンジを行い、これまで蓄積した技術と経験を活かして、美山錦の特徴を引き出しながら旨味を出すことに注力した結果「綺麗さ」と「味わい深さ」が両立した美酒が完成しました。

柑橘系の上品な穏やかな香りが特徴で、すっきりとしたシャープな味わいと上質な酸味が合わさり食事に寄り添います。

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純米大吟醸 初代平四郎 数量限定

天保3年(1832年)創業・楯の川酒造の初代蔵元「平四郎」の名を冠した逸品です。

1923年に「山田錦」が誕生してから約100年が経過しようとしていますが、酒米の王様という異名そのままに、これを超えるとされる酒米は今なお誕生していません。

「日本酒文化の歴史の中で、現代においても最高と認められている酒米を用いて、初代の名を冠した酒を造り、創業の原点を未来へ託していきたい」という思いから「純米大吟醸 初代平四郎」は生まれました。
控えめながらも上質な存在感と、自然な美味しさが染みる完成度の高い味わいを堪能できる逸品で、節目の記念や大切な方への贈り物にもぴったりです。

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純米大吟醸 十八(じゅうはち) 数量限定

楯の川酒造では、現在精米歩合 20%以下の商品を数多く醸しておりますが、この『楯野川 十八』が、精米歩合 20%以下の日本酒に初めて挑戦した原点的存在でもあります。

華やかながら優しさを感じる上品な香り、スッと舌に広がる米の柔らかな甘みと深い旨味。

「米を磨くことで生まれる繊細さと、原料米本来の旨味は正比例する」

そのことを実感していただける、楯の川酒造渾身の逸品です。

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