Basic ベーシック
Basic(ベーシック)は文字通り、楯野川の王道となるべく完全手造りで醸されたラインナップだ。地元庄内の契約農家にて減農薬・減化学肥料により栽培された出羽燦々と美山錦を中心に、精米歩合を50%に統一し、オーソドックスな山形酵母や協会酵母を組み合わせた。
庄内の郷土料理は勿論、お寿司や天麩羅、懐石、魚料理などといった一般的な日本食に合わせて美味しい、または料理の味わいを下支えするような、王道を往く日本酒を目指し、奇をてらわずに醸している。カジュアルに、そしてエレガントに、華やかな食事のシーンを演出するように設計されたラインナップなので、香りのインパクトやガス感、強い甘みといった要素は期待しないで欲しい。
ただ、製造方法については、自家精米、限定吸水、麹箱による製麹、低温長期醪、プレートヒーターによる急速殺菌・急速冷却など、ハイクラスのラインナップと同じ方法で醸されているので、それらの片鱗を垣間見ることができるであろう。
六代目蔵元 佐藤淳平
純米大吟醸 清流 通年流通
楯野川「Basic(ベーシック)シリーズ」の中核となる、蔵を支える屋台骨的な存在のお酒です。その名の如く、出羽富士「鳥海山」の麓を流れる清流のような透明感をイメージしました。
アルコール度数は14度台と若干低く設計されており、ライトかつソフトな印象で、日本酒ビギナー向けの酒質です。
このお酒を入り口として、ぜひ上のクラスの楯野川に挑戦していただきたいと思います。
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純米大吟醸 美山錦 中取り 通年流通
「中取り」とは、搾りの工程において香味バランスが一番良いとされる部分のこと。この「美山錦 中取り」は、端的に言えば、一番美味い部分だけをビン詰めした贅沢なお酒です。
「美山錦(みやまにしき)」は、米が溶けにくいことから扱いやすく、楯の川酒造でも長年愛用してきました。
派手さはありませんが、食事と合わせてじっくり、ゆっくり、味わっていただきたいです。
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純米大吟醸 本流辛口 通年流通
辛口といえば淡麗辛口がその代表格という観念が一般的ですが、それとは一線を画したお酒です。
米の旨味と後味の切れの良さ、一見相反する要素のように見えますが、この「本流辛口」はその両方を兼ね揃えています。
楯野川の中で一番食事と合わせやすく、特に刺身・寿司とは抜群にマッチします。お酒だけで飲むことはお勧めしません。
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純米大吟醸 主流 限定醸造
楯野川のメインストリームとなるように設計された純米大吟醸です。
酒米の王様・山田錦を使用していることから、味わいに厚みがあり、香りも華やか。冷温下で熟成させると、しっとりと落ち着いてきてお酒としての完成度がより増すので、暫く寝かせても面白い。
楯野川の他の通年商品と比べると製造数量が少ない、限定醸造のお酒です。
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純米大吟醸 雄町 限定醸造
古来より酒造りに使われてきた歴史を持つ酒米・雄町を醸した、クラシカルで王道的な純米大吟醸です。
本場岡山県産の雄町を100%使用。雄町に山形酵母KA(9号系)を合わせての醸造で、香りは穏やか。派手さはなく落ち着いた印象ですが、しっかりとした芯・骨格を持っています。
純米大吟醸 合流
やわらかい口当たりの後にお米の優しい旨みがゆっくりと追いかけてきます。そして、柑橘系に似た香りが後味にわずかに感じられます。日常の食事に寄り添う食中酒としてもお楽しみいただけます。
■2021年12月1日出荷分より ラベルリニューアル
リニューアル後の商品写真はこちらからご覧いただけます。
純米大吟醸 風流
「風流」の味わいのコンセプトは、 ”長く飲み続けられる バランスの良いお酒” です。
「美山錦(みやまにしき)」が持つ米の旨味に、醸し出された甘味と酸味。それぞれの均整が取れ、しっかりとしたボディに。
一方、アルコール分は14度台と低めに抑え、飲み疲れしないライトなアフターテイストとなっております。
※こちらの商品は海外限定品です。